原水爆禁止世界大会とは

 1945年8月6日、9日-広島・長崎に原爆が投下され、2つの街が一瞬にして、「地獄」に突き落とされました。広島、長崎ではその年のうちに約21万人もの尊い命が奪われました。しかし、原爆を使用したアメリカは、広島・長崎への原爆被害が世界に伝わることを恐れ、厳しい報道管制をおこない、実態は日本国民にも、アメリカ国民をはじめ世界の人びとにも知らされませんでした。

 1954年3月1日、アメリカが太平洋ビキニ環礁でおこなった水爆実験によって日本国民は三度の原水爆による被害を受けました。ビキニ水爆被災事件をきっかけに、広島・長崎の被害、放射能による惨禍を広範な国民が知り、核兵器の廃絶を求める「原水爆禁止署名」が全国でとりくまれ、1年余で当時の有権者の過半数3400万に達しました。

 こうした原水爆禁止を求める大きな国民の声を背景に、1955年8月、広島で第1回原水爆禁止世界大会が、翌56年には、長崎で第2回原水爆禁止世界大会が開かれました。以来毎年、世界の人々と連帯して世界大会が開催されてきました。いまや核兵器廃絶は世界の大きな流れに発展しています。

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核兵器のない平和で公正な世界のために        原水爆禁止2018年世界大会への      賛同と参加のよびかけ

原水爆禁止世界大会実行委員会第81回総会
2018年2月15日

みなさん、
 広島と長崎への原爆投下から73年目の夏を迎えます。「核兵器のない平和で公正な世界のために」をテーマにひらかれる原水爆禁止2018年世界大会への賛同と参加を心からよびかけます(国際会議8月2~4日、広島大会4~6日、長崎大会8~9日)。

 わたしたちはいま、核兵器のない世界に向けて歴史の新しいステージに立っています。核兵器を明文上も違法化した核兵器禁止条約が成立し、「核兵器のない世界」への新たな展望がひらかれようとしています。さらに、そのために尽力してきた被爆者をはじめとする市民社会の役割が国際的にも飛躍的に拡大しています。ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)のノーベル平和賞受賞やローマ法王の被爆者との謁見などは、その象徴的なできごとでした。

 「核兵器と人類は共存できない」「核兵器は必要悪ではありません。究極の悪です」(セツコ・サーローさん、ノーベル平和賞授賞式演説より)――今こそこの被爆者の声を全世界にひろげ、核兵器の禁止から、廃絶へと前進するときです。今年の原水爆禁止世界大会は、日本と世界の反核平和運動、国連や諸国政府の代表を広く結集し、これからの展望を示す大会となるでしょう。この歴史的な大会を、ともに力をあわせて成功させようではありませんか。

 みなさん、
 原水爆禁止世界大会は、内外の反核平和運動と「核兵器のない世界」をめざす国連や諸国政府の共同の場として発展してきました。こうした市民社会と国際政治の共同が、核兵器禁止条約を生み出す大きな力となりました。昨年の大会には、中満泉・国連軍縮担当上級代表が参加し、国連会議のエレン・ホワイト議長からメッセージが寄せられるなど、私たちの運動は高く評価されました。今年は、世界の反核運動からも大会への参加がいち早く表明されるなど、例年にもまして大きな注目をあつめています。

 この大会を成功させることは、核兵器禁止条約の発効を求める国際世論、とりわけ、核保有国やその同盟国の調印・批准をめざす運動を発展させ、核兵器禁止・廃絶の実現へと前進するうえで、大きな意義を持っています。

 みなさん、
 「核兵器のない世界」を実現させるためには、これにたいする逆流をのりこえなければなりません。北朝鮮の核・ミサイル開発と米朝の軍事的緊張の高まりは、核戦力で対峙することの危険を浮き彫りにしています。米トランプ政権は、新たに発表した「核態勢見直し(NPR)」で、核兵器を使用する姿勢をいっそう強め、新たな核軍拡への道を突き進もうとしています。わたしたちは、「核兵器のない世界」をめざす流れに逆行し、ヒロシマとナガサキの惨禍を起こしかねない、こうしたうごきを断じて許すことはできません。

 世界の圧倒的多数の国ぐにと市民社会が核兵器禁止条約を支持しているいま、核保有国は追い込まれています。原水爆禁止2018年世界大会を、核保有国やその同盟国が固執する「核抑止力」を打ち破り、前進する展望をきり開く大会としようではありませんか。

 みなさん、
 この大会を開く私たち日本の運動に求められていることは、ヒロシマとナガサキを経験し、その反省と教訓から平和憲法を持った国でありながら、米国の核政策に追従するとともに、その「核の傘」にしがみついて、核兵器禁止条約に背を向ける日本の政府の姿勢をあらためさせることです。日本の運動に課せられたこの国際的責務をはたすためにも、国内の団体、個人のみなさんの賛同と参加を訴えるものです。

 みなさん、
 原水爆禁止世界大会は、核兵器廃絶、核戦争阻止、被爆者援護・連帯を基本課題にひらかれてきました。同時に「核兵器のない平和で公正な世界のために」をテーマにかかげているように、反戦平和、公正な経済社会の実現をもとめる世界のあらゆる人びととの連帯の場でもあります。

 また大会は、日本の運動にとっては、「核の傘」からの離脱、核兵器禁止条約への支持・調印・批准、核兵器禁止・廃絶へイニシアチブを政府に求める場です。安倍政権がねらう憲法9条改憲ノー、安保法制(戦争法)廃止と立憲主義回復、沖縄・辺野古新基地建設ストップ、原発ゼロ、くらしや福祉の擁護、格差や貧困の解消などを求める様々な運動との連帯をすすめる大会でもあります。

 みなさん、
 2020年までに世界数億を目標にした「ヒバクシャ国際署名」が、これまでの運動の違いをこえ、自治体・地域ぐるみで広がっています。原水爆禁止2017年世界大会―長崎決議で、わたしたちは、こうした共同の発展の上に立って、新しい国民的共同へ踏み出すことを訴えました。国政選挙での市民と野党の共闘が発展し、「安倍9条改憲NO!憲法生かす全国統一署名」をすすめる「市民アクション」がいま、各地で生まれています。私たちは、過去のいきさつや「垣根」を超え、核兵器禁止から廃絶へとすすむための国民的な共同を発展させることをよびかけるものです。

 みなさん、
 歴史的な世界大会を成功させるために心から訴えます。被爆者の声に耳をかたむけ、被爆の実相をひろげながら、「ヒバクシャ国際署名」の目標を実現するにふさわしい、壮大な共同を発展させましょう。60周年を迎える国民平和大行進を成功させましょう。これらの運動の発展を、8月の広島と長崎に結集しましょう。地域、職場、学園から、「核兵器のない世界」をめぐる情勢と展望を学び、世界大会へ代表を派遣するとりくみをただちに始めましょう。

 

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被爆者の声を世界に 2016年世界大会成功へ           実行委員会が報告と提起

原水爆禁止2016年世界大会までの取り組み

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世界大会世界大会神奈川・参加者のつどい.pdf
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世界大会・科学者集会案内.pdf
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原水爆禁止2016年世界大会プログラム   ・分科会

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世界大会プログラムと分科会案内.pdf
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2015年世界大会

【原水爆禁止世界大会】神奈川参加者のつどいを開きます

今年は被爆70年、NPT再検討会議が開催された年です。原水禁世界大会は、今後の運動にとってたいへん重要な大会です。


NPT再検討会議から次のステップへ-被爆70年を各兵器廃絶の転換点にするため、例年にない大きな取り組みがすすめられています。


参加者のつどい(結団式)は、世界大会の学習と成功に向けた参加者の活動を確認します。

そして、参加者の仕方、参加分科会の確定、飛行機や新幹線のチケットについてのなど大切な連絡があります。

ぜひ、参加者のつどい(結団式)にご参加くださるようご案内いたします。

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写真で見る2013原水禁世界大会《神奈川県編》

写真で見る2013原水禁大会《神奈川編》

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神奈川県から270人が参加 =2013原水禁世界大会

登壇した神奈川県代表団(閉会総会)
登壇した神奈川県代表団(閉会総会)


核兵器の非人道性がきびしく問われる


 8月3日から9日まで開かれた2013年原水爆禁止世界大会は、多くの成果を残し、今後の運動の課題が明らかになる歴史的な大会となりました。

 今年の大会には、長崎大会を中心に神奈川県からは、270人の代表団が参加しました。神奈川から参加したみなさんは、世界各国から、全国各地から核兵器廃絶の運動を学び、神奈川の活動も様々報告しました。

 参加者のみなさんの感想は様々ですが、核兵器の非人道性についてあらためて考えることができた、被爆者の方から直接話を聞き核兵器使用の非人道性がより深くとらえることができた、などの感想が寄せられています。

 現在、全県各地で「世界大会報告会」予定されています。座間市では、感想の新鮮なうちにと、8月16日に報告会が行われています。

 

 秋から核兵器禁止条約アピール署名の飛躍の活動を!


 参加したみなさんは、報告会で奮闘していると同時に、2015年を見すえて禁止条約アピール署名を秋から本格的にすすめ、飛躍のためにがんばる決意もしています。

 

 

原水禁世界大会に参加する川崎子ども大使・平田大貴君・湊凪紗さん

 長崎で開かれる2013年原水爆禁止世界大会に、川崎市子ども大使として川崎市立苅宿小学校5年生の湊凪紗さん、平田大貴君が参加します。子ども大使は、川崎市長のメッセージを世界大会議長に届けます。
 7月15日、川崎市平和公園で開かれた第31回《みんなでつくった平和公園 みんなでつろうコンサート》で、川崎市子ども大使の平田大貴君が次のような作文を読み、決意をのべました。

 

【平田大貴君の作文】


ぼくは、川崎市立苅宿小学校の平田大貴です。この度、長崎の原水爆禁止世界大会に子ども大使として参加させてもらう事になり、とてもうれしく思います。

広島と長崎に落ちた原爆の恐ろしさを学習させていただきます。


体験を終え、川崎市に帰ってきて、夏休みが終わり、学校が始まったら、その恐ろしさをみんなに伝えたいと思います。


ぼくには、もう一つ長崎で学習したいことがあります。それは、なぜ、アメリカ軍は、原爆を落としたのか知りたいです。原爆でたくさんの人が亡くなり、今でも苦しい思いをしている人がいると聞いてとても悲しく思いました。


ぼくのおばあちゃんは、5歳の時戦争でお父さん、お母さんを亡くしてしまってとても悲しく、大変だったという事を聞きました。


戦争はぜったいにしてはいけないと思います。今、ぼくは、こんな平和な環境の国に生まれてよかったと思います。

これからも平和な世の中がつづくよう、ぼくは願っています。