2014年の成果を力にして、2015年大きく飛躍しよう

安倍内閣の暴走政治の中で進めた原水爆禁止運動でしたが、数々の成果を残して終わろうとしています。


この1年間、総会・各種会議、核兵器全面禁止アピール署名や毎月の6・9行動、横須賀25日行動、原爆展開催など草の根からの活動をすすめてきました。

また、原水禁運動ならではの歴史と伝統の3・1ビキニデー、平和行進、世界大会も大きな成功を収めることができました。

さらに、原子力艦船入港抗議、ちひろカレンダーの普及、ウィーンでの「核兵器の人道的影響に関するウィーン国際会議」に笠木事務局長の代表派遣やNPT成功・署名推進のための募金にも取り組みました。多くのみなさんのこれらの活動へのご支援ご協力に心よりお礼申し上げます。


2015年は被爆70年で、5年に1回のNPT再検討会議が開かれる年です。

核兵器廃絶の実現にとってたいへん重要な節目の年となります。被爆者の皆さんは、被爆70年に核兵器廃絶の大きな前進を強く願っています。

NPT再検討会議最大の焦点は、核兵器禁止条約に向け踏み出すかどうかです。

そのためにも核兵器全面禁止アピール署名の60万筆目標を、一日も早く達成させなければなりません。その署名をニューヨークに届けるためにもNPT参加者の120名選出もやり遂げましょう。


2015年は、新年から具体的な飛躍をつくる行動が大切になっています。

みなさん。2015年もご支援をよろしくお願い申し上げます。


神奈川県原水協理事長片野憲二